昨日の、[反歌・急行東歌篇]上映会で話題になりました、藤井貞和の詩「あけがたには」。

恥ずかしながらわたしその詩を知りませんでした・・・

わたしの時代の教科書は、「生きる/たにしゅん」「支度/黒田三郎」だったもので・・・(←言い訳)。

「あけがたには」

調べて読んでみたら・・・

おお、これ、 車 掌 フ ェ チ ポ エ ム ではないか・・・・

と、一気に気に入りました( そ こ か い )。

なつかしい大垣夜行の、車内放送がネタとなっています。

到着予定時刻を告げる時、助詞を少しずつ変えてゆく車掌。

詩の中では「日本語を苦しんでいる」とありますが

わたしにとっては 日本語で遊んでいる・・・そんなふうにも 感じられます。

いつも 同じ調子で 同じ内容のことしか言えない車掌が しのばせた いたずら。

自分で枷をつけて 自分の可能性を 伸ばそうとしている、車掌の、苦しみながら ニヤリと笑う顔が 浮かぶようです。

車掌という存在の アンビバレントさ 包容と拒絶 枠と自由 そんなものが 詰め込まれた 素敵な詩だと思いました。

夜行列車の車掌は あまりに魅力的で 詩を 書かせてくれます。

 

今日は仕事で、あれやこれや、しておりました。

わたしはしみじみと思います、ひとを苦しめているのは、心のなかのまぼろしなのではないかと、考えや、過去が、いちばん苦しめるものではないかと。

箱モノや制度は大事なのですが、それだけでは たりなくて。

日々の ちいさな すべての 出来事が こころを組み上げ それが われわれを喜ばせたり 苦しめたり するのだと 思います。

こころは不思議です。

姉とわたしは たしかに似ていない姉妹ですが 年齢は近く 仲も悪くなく 高校も同じでもちろん 同じ親に育てられました・・・・ だけど 価値観や生き方はかなり違っています。

母と気が合って お母さんのことが大好きだった姉。

母と外見は似ているのに、母とは相いれなかった わたし。

生まれ持った素因、というのも、けっこうこころを作る要因には あるのかなと 感じています。

というわけで?神楽坂ライブまで、あと5日ほど?

いちばんいい音でお伝えできる機会だと思って、気合を入れて練習しています。

串刺しのなにかをお出ししたいと思います(まだ決めてない)。

よかったら予約してくださいね。

よろしくお願いします。